大学在学中にコロナが流行した影響で、大学での活動などやりたいことがほとんどできなくなってしまい、大学を中退し就職をしてみようと就職活動をはじめました。大学では建物の構造を専攻して学ぶ学科に在籍していたことや、高校生の頃から体育館や野球場などの大きな建物の設計に携わりたいと思っていたことがきっかけで応募したところ、働かせていただけることになりました。
入社前は、港湾構造物を見たことがなかったため難しい仕事なんだろうと不安でしたが、入社後に設計の考え方やソフトの使い方を一から丁寧に教えていただけたため、入社から数年たったいまではとてもやりがいのある仕事だと感じています。

仕事をしている中で最も苦労していたことは、文章を読んで内容を理解することです。設計をするにあたっては、基準書や報告書から必要な情報を読みとり整理する必要があります。入社してすぐは、文字を読むことが苦手だったため情報を見つけるのにかなりの時間がかかっていました。
現在では、仕事を通して様々な基準書や報告書を読む機会が増えたため、文章を読む能力が身についてきているなと感じています。また、設計の考え方などを上司や客先に伝える能力も必要になってくるため、わかりやすく説明ができるような資料を作成したり、メールの文章で自分の考えを正しく伝えることができるように心がけながら仕事を行っています。